父母懇作成の私学助成運動入門編ビデオ再録です。
学級PTAで、ぜひご覧下さい!
ドロップボックスからもダウンロードできます。下をクリックしてダウンロードして下さい。
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2019年11月23日
私学助成入門ビデオ再録!
posted by 東京父母懇ブログ at 21:33| Comment(0)
| 日記
父母懇便り11月号ができました!
posted by 東京父母懇ブログ at 15:59| Comment(0)
| 日記
全国父母懇京都大会に行ってきました。
台風のため交通網が遮断され、東京のほとんどの参加者が京都に行くことができませんでした。他の件の参加者の多くも行けなかったため、12日(土) 1日目 は中止となってしまいました。
13日(日) 2日目 は規模縮小ての開催となりました。
参加予定は25県419名 父母239名、生徒42名
実際は 12県150名 父母 90名、生徒 数名 の参加となりました。
東京からは、和光小3人和光高校1人 父母懇役員1人でした。
○プログラム
9時から9時半 全体集会。基調講演は全国すすめる会同代表 永島民男
9時半から12時 4分科会12分散会を6分科会に再編
12時から12時半 閉会のご挨拶
12半から2時 昼食交流会。急遽準備して下さる。
★和光高校からの参加者の報告
和光高校からは6名参加の予定でしたが5名はキャンセル。出来るだけ内容を伝えたいと思って要約しました。
全体集会 京都私学助成をすすめる会長 三宅 紀子様のご挨拶。活動は絶やさないことが大切。今回もやると決めて出来たことは素晴らしいと。
私の参加した「父母・地域との共同分科会」では
1. 息子の高校受験で 北海道地方 保護者
息子の志望校は自分のランク以上の公立。A日程の私学は滑り止め、B日程の私学は少し高いランク。母の思いは、初受験で失敗させたくない。第一志望に合格してもついていけないのではないか。何度も話し合い、母の言い過ぎで息子も自信を無くし、志望校よりランク下の公立と先の私学を選択。
結果、全て合格したが息子に笑顔無し。息子は思い悩んだ結果、奨学金を調べて見つけたし、アルバイトもするから私学に行きたいと。親の願い、親の都合、親の先回りの心配は良くなかった。
司会の先生の助言。親がお金が無いことを暗くて小さな声で言うと子供は深刻に受け止めてしまう。明るく大きな声で子供と共有すると打開策を見つけやすい。
2. 地域教育懇談会の取り組み 関東地方 教師
20年以上前の中1担任中に職場の労働組合を結成、書記長に。その生徒達を卒業させた直後から21年間、担任希望を出すが外される。ところが2年前、入学予測の失敗で大幅なクラス増という緊急事態で担任に戻れた。
・主人公は子どもたち
9割が公立不合格での不本意入学。親も子供も傷ついている。このクラスで良かったと思えるように。生徒同士お互いを知る為にクラス通信を発行。生徒を見始めると見えるものが沢山あり年間で150号以上に。それでも友達関係のトラブルがあった。今年は現段階で30号、仕事が増え時間か取れないが生徒の誕生日には必ず発行。
・保護者との地域懇談会
昨年より他校の全私研レポートで知った地域懇談会に取り組む。住所で8ブロックに分け、昨年は1年がかり。今年度、クラス替え後初の保護者会は欠席が37%で学年ワースト1。隣のクラスの欠席は2世帯。1学期のうちに全ブロックで地域懇を開催。ほとんどの保護者が参加。2ヶ所実施後からクラスの雰囲気が良くなった気がする。グループライン等で仲良くなり保護者会の道中も楽しくなったとの声。
・家庭訪問、三者面談
当校では中1、高1で家庭訪問がある。年々学校面談の方が多くなっているが、生徒が住んでいる地域を知りたく、出来れば家庭でとお願い。結果、学校面談2に対して家庭訪問は1の割合。最長面談時間は4時間半。生徒の本音をもっと聞き出そう、話させようと。家庭訪問でなければ出来なかったこと。
・3人の不登校
原因不明でもすぐに家庭訪問。1番困っている保護者の話し相手になる為にも出向く。休みが長くなると登校しにくくなると思い、毎週の訪問にはプリントとクラス通信を持参。まず通信から読んでいたと後から聞く。いつまで休めるか期限を示し待つ。3人とも復帰。
・夢は当校に父母懇を作り、堂々と私学助成運動を
大学時代に「地域と保護者と教育の連携」を研究。17年前、父母共同を重視している私教連に関わる。しかし当校は私学助成署名の校内配布を禁止している。しかし近年学費補助申請者は増加している。組合は保護者会日には警察から道路使用許可を取り敷地外で配布をしている。保護者を私学助成運動の主体者にいざなう為、地域懇で情勢学習をしたこともある。クラスを超えてどう広げていくか。自分は負担ではないが全ての組合員が実践するように持っていくのは大変。また校務にすると生命力が弱まるように感じる。当校に父母懇を作るには教職員の仲間増が肝心かつ一番の課題。
3. HSPと3人の賢者 中部地方 高校保護者OB
私はHSP。HSPはとても敏感な人、HSCはとても敏感な子供。障害や病気ではなく気質。人種、男女に関係なく5人に1人の割合。動物や虫にも存在。群の警報器。危険を敏感に察知する役割。良い影響も受けやすい。良い環境を整えてあげて欲しい。
講演タイトルの3人の賢者とは、悪循環にはまり自分を責めていた私に、責めなくていいんだよ。気がついて。とメッセージをくれた人のこと。
1人目はお医者さん。自分を大事にしないから体が痛みで知らせている。自分を大事にしても誰も困らないよ。
2人目は夢の中の長女。お母さんはボクにとって最高のお母さんだよ。だから笑って。幸せになって。
3人目はまなゆいの講師。正しい感情、正しくはない感情なんてないから自分の本当の気持ちを感じてみて。
HSPを知ってもらいたい理由はズバリしんどいから。回りからマイナスの見方をされたり、本人も回りと比べて心が弱い、自分はダメだと思いがちで、ストレスから心身の不調を引き起こしてしまう。
人の気持ちがわかるのでカウンセラー等の人を助ける仕事や芸術面で力を発揮出来る人が多い。せっかく感度の良い気質なのに自分を苦しめるのは損。
回りも気づいて認めて共感すると、その気持ちを敏感に察知、安心して生きても良いと思えるようになるでしょう。
子供がHSCかも知れない場合。発達障害とみられたり実際両方持っている子供もいる。安心出来るような声掛けをしてあげて。また親は、育て方に原因があるのではと回りに言われることも辛い。また人一倍敏感な子供の中に好奇心の強い子が約30%いる。HSCとは別の気質でHSSという刺激探求型。
・オススメの本
HSCの子育てハッピーアドバイス 敏感すぎる心がスーッとラクになる本 ささいなことにもすぐに動揺してしまうあなたへ 子どもの敏感さに困ったら読む本
4. 不登校を経験して 答えの出ない事態に耐える力 中国地方 保護者
はじめに。長女が不登校になったことをきっかけに子への接し方を学ぶ。長女はこだわりが強く、感覚過敏、記憶障害がある。
経過。中1の2月インフルエンザから不登校。行け嫌だの押し問答。義務教育を受けさせないと逮捕されるという親の嘘を見抜かれる。暴れて取っ組み合い。中2進級3日目いじめられたと。親は子供の味方をせず溝が深まる。各科受診、発達障害の診断、適応指導教室のカウンセリング。長女、高校には行きたいと。現在、高校へは通えている。
考察。NHKスペシャルで思春期の脳は不安定、扁桃体の記憶組織の発達の過程で前頭葉にイライラ物質を送り込む。そう分かっていても叫び怒り暴れる子に親は混乱したが、この子は立ち直れるから信じなさいと教育カウンセラーに言われる。今後またつまづく可能性がある。手を貸してくれる存在、子供の気持ちを整理してくれる専門家がいてくれたらと願う。また世間体を気にして家族問題を相談するのは勇気がいる。勇気を出して相談しても相談先の立場が違えばアドバイスも違った。担任は、共依存の親子を離す全寮制への転校はどうかと。カウンセラーは静かに耐えろと。宗教家は夫婦仲を良くしろと。結局、親が一番苦手な、行動を起こさず信じて待つというカウンセラーの言葉に従って今に至る。
子に対して、生きて居てくれればそれで良い。と思えますか? との言葉で締めくくられました。
最後に分科会に参加しての感想です。
参加は女子高校生2人を含む約30人でした。多くの人の感涙がありました。質疑応答では多くの手が挙がり、高校生の1人も感涙しながら発言し、終了後も発表者と話していました。たった半日でしたが、他の地域、他の学校の先生や保護者の方々との深い交流と心温まる空間に身を置けたことは大変貴重な経験となりました。



13日(日) 2日目 は規模縮小ての開催となりました。
参加予定は25県419名 父母239名、生徒42名
実際は 12県150名 父母 90名、生徒 数名 の参加となりました。
東京からは、和光小3人和光高校1人 父母懇役員1人でした。
○プログラム
9時から9時半 全体集会。基調講演は全国すすめる会同代表 永島民男
9時半から12時 4分科会12分散会を6分科会に再編
12時から12時半 閉会のご挨拶
12半から2時 昼食交流会。急遽準備して下さる。
★和光高校からの参加者の報告
和光高校からは6名参加の予定でしたが5名はキャンセル。出来るだけ内容を伝えたいと思って要約しました。
全体集会 京都私学助成をすすめる会長 三宅 紀子様のご挨拶。活動は絶やさないことが大切。今回もやると決めて出来たことは素晴らしいと。
私の参加した「父母・地域との共同分科会」では
1. 息子の高校受験で 北海道地方 保護者
息子の志望校は自分のランク以上の公立。A日程の私学は滑り止め、B日程の私学は少し高いランク。母の思いは、初受験で失敗させたくない。第一志望に合格してもついていけないのではないか。何度も話し合い、母の言い過ぎで息子も自信を無くし、志望校よりランク下の公立と先の私学を選択。
結果、全て合格したが息子に笑顔無し。息子は思い悩んだ結果、奨学金を調べて見つけたし、アルバイトもするから私学に行きたいと。親の願い、親の都合、親の先回りの心配は良くなかった。
司会の先生の助言。親がお金が無いことを暗くて小さな声で言うと子供は深刻に受け止めてしまう。明るく大きな声で子供と共有すると打開策を見つけやすい。
2. 地域教育懇談会の取り組み 関東地方 教師
20年以上前の中1担任中に職場の労働組合を結成、書記長に。その生徒達を卒業させた直後から21年間、担任希望を出すが外される。ところが2年前、入学予測の失敗で大幅なクラス増という緊急事態で担任に戻れた。
・主人公は子どもたち
9割が公立不合格での不本意入学。親も子供も傷ついている。このクラスで良かったと思えるように。生徒同士お互いを知る為にクラス通信を発行。生徒を見始めると見えるものが沢山あり年間で150号以上に。それでも友達関係のトラブルがあった。今年は現段階で30号、仕事が増え時間か取れないが生徒の誕生日には必ず発行。
・保護者との地域懇談会
昨年より他校の全私研レポートで知った地域懇談会に取り組む。住所で8ブロックに分け、昨年は1年がかり。今年度、クラス替え後初の保護者会は欠席が37%で学年ワースト1。隣のクラスの欠席は2世帯。1学期のうちに全ブロックで地域懇を開催。ほとんどの保護者が参加。2ヶ所実施後からクラスの雰囲気が良くなった気がする。グループライン等で仲良くなり保護者会の道中も楽しくなったとの声。
・家庭訪問、三者面談
当校では中1、高1で家庭訪問がある。年々学校面談の方が多くなっているが、生徒が住んでいる地域を知りたく、出来れば家庭でとお願い。結果、学校面談2に対して家庭訪問は1の割合。最長面談時間は4時間半。生徒の本音をもっと聞き出そう、話させようと。家庭訪問でなければ出来なかったこと。
・3人の不登校
原因不明でもすぐに家庭訪問。1番困っている保護者の話し相手になる為にも出向く。休みが長くなると登校しにくくなると思い、毎週の訪問にはプリントとクラス通信を持参。まず通信から読んでいたと後から聞く。いつまで休めるか期限を示し待つ。3人とも復帰。
・夢は当校に父母懇を作り、堂々と私学助成運動を
大学時代に「地域と保護者と教育の連携」を研究。17年前、父母共同を重視している私教連に関わる。しかし当校は私学助成署名の校内配布を禁止している。しかし近年学費補助申請者は増加している。組合は保護者会日には警察から道路使用許可を取り敷地外で配布をしている。保護者を私学助成運動の主体者にいざなう為、地域懇で情勢学習をしたこともある。クラスを超えてどう広げていくか。自分は負担ではないが全ての組合員が実践するように持っていくのは大変。また校務にすると生命力が弱まるように感じる。当校に父母懇を作るには教職員の仲間増が肝心かつ一番の課題。
3. HSPと3人の賢者 中部地方 高校保護者OB
私はHSP。HSPはとても敏感な人、HSCはとても敏感な子供。障害や病気ではなく気質。人種、男女に関係なく5人に1人の割合。動物や虫にも存在。群の警報器。危険を敏感に察知する役割。良い影響も受けやすい。良い環境を整えてあげて欲しい。
講演タイトルの3人の賢者とは、悪循環にはまり自分を責めていた私に、責めなくていいんだよ。気がついて。とメッセージをくれた人のこと。
1人目はお医者さん。自分を大事にしないから体が痛みで知らせている。自分を大事にしても誰も困らないよ。
2人目は夢の中の長女。お母さんはボクにとって最高のお母さんだよ。だから笑って。幸せになって。
3人目はまなゆいの講師。正しい感情、正しくはない感情なんてないから自分の本当の気持ちを感じてみて。
HSPを知ってもらいたい理由はズバリしんどいから。回りからマイナスの見方をされたり、本人も回りと比べて心が弱い、自分はダメだと思いがちで、ストレスから心身の不調を引き起こしてしまう。
人の気持ちがわかるのでカウンセラー等の人を助ける仕事や芸術面で力を発揮出来る人が多い。せっかく感度の良い気質なのに自分を苦しめるのは損。
回りも気づいて認めて共感すると、その気持ちを敏感に察知、安心して生きても良いと思えるようになるでしょう。
子供がHSCかも知れない場合。発達障害とみられたり実際両方持っている子供もいる。安心出来るような声掛けをしてあげて。また親は、育て方に原因があるのではと回りに言われることも辛い。また人一倍敏感な子供の中に好奇心の強い子が約30%いる。HSCとは別の気質でHSSという刺激探求型。
・オススメの本
HSCの子育てハッピーアドバイス 敏感すぎる心がスーッとラクになる本 ささいなことにもすぐに動揺してしまうあなたへ 子どもの敏感さに困ったら読む本
4. 不登校を経験して 答えの出ない事態に耐える力 中国地方 保護者
はじめに。長女が不登校になったことをきっかけに子への接し方を学ぶ。長女はこだわりが強く、感覚過敏、記憶障害がある。
経過。中1の2月インフルエンザから不登校。行け嫌だの押し問答。義務教育を受けさせないと逮捕されるという親の嘘を見抜かれる。暴れて取っ組み合い。中2進級3日目いじめられたと。親は子供の味方をせず溝が深まる。各科受診、発達障害の診断、適応指導教室のカウンセリング。長女、高校には行きたいと。現在、高校へは通えている。
考察。NHKスペシャルで思春期の脳は不安定、扁桃体の記憶組織の発達の過程で前頭葉にイライラ物質を送り込む。そう分かっていても叫び怒り暴れる子に親は混乱したが、この子は立ち直れるから信じなさいと教育カウンセラーに言われる。今後またつまづく可能性がある。手を貸してくれる存在、子供の気持ちを整理してくれる専門家がいてくれたらと願う。また世間体を気にして家族問題を相談するのは勇気がいる。勇気を出して相談しても相談先の立場が違えばアドバイスも違った。担任は、共依存の親子を離す全寮制への転校はどうかと。カウンセラーは静かに耐えろと。宗教家は夫婦仲を良くしろと。結局、親が一番苦手な、行動を起こさず信じて待つというカウンセラーの言葉に従って今に至る。
子に対して、生きて居てくれればそれで良い。と思えますか? との言葉で締めくくられました。
最後に分科会に参加しての感想です。
参加は女子高校生2人を含む約30人でした。多くの人の感涙がありました。質疑応答では多くの手が挙がり、高校生の1人も感涙しながら発言し、終了後も発表者と話していました。たった半日でしたが、他の地域、他の学校の先生や保護者の方々との深い交流と心温まる空間に身を置けたことは大変貴重な経験となりました。


posted by 東京父母懇ブログ at 14:15| Comment(0)
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